引き続き、ビル・オハンロン氏の本です。
●インクルーシブ・セラピー
[敬意に満ちた態度でクライエントの抵抗を解消する26の方法]
序章で、いきなり「禅」の話が出てくる。
「多くの人にとって何の価値のない雑草も、
禅を学ぶものにとっては宝物である。
この態度をもって何事も行えば、人生はひとつの芸術となる」
実は、この本が届く前日、くしくも宗教や仏教のことを考えていた。
「セラピーにとって大切なのはテクニックよりも
慈愛に満ちた態度ではないか」
とか、そんなこと。
シンクロしてますね。
今、この時期に私が読む本のような気がしました。
面白そうなので、こっちも読んでみます。
ますます、ビル・オハンロン氏のことに惹かれていきますね。
もともと、変な人とか変わり者とか、大好きですし、
そもそも、私が一番の変わり者だし(笑)
ひとつだけ文句を言うとすれば、表紙が安っぽいこと(笑)
届いたら、びっくりしますよ。
その表紙のセンスは、30年前のものです。
30年前の保健の本ならいいけど。
イラストの方の猫の方が、絶対かわいいと思うよ。
2007年10月の第一版なので、すごく新しいものです。
そして、新しいセラピーです。
それで、読み進めていくと、これがすごく面白い!
先日書いたKISSメソッドと相反しますが、人の心は複雑で
相反することも沢山ある。
KISSメソッドだけではカバーできない部分もあるはずなのです。
一回転して、複雑で相反する心の世界に戻ってきました。
(すぐに影響を受けてしまうのです
)
このビルオハンロンという人のセラピーや言葉遣いは
本当に可能性に満ちていて、楽しいです。
人とはそもそも、相反する感情や行動が内包されているから
それをまず承認することが大切なのです。
ちょうど、そのことに昨日気づいて、
今日、この本を読んで、
「なんてシンクロなんだー」って焦りましたヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
日本人は神社にも行きます。
ということは、神道を信じているのか、抵抗なく受け入れています。
そして、お墓参りもお葬式にも出席します。
ということは仏教も信じているのか、抵抗なく受け入れています。
西洋の文化から見ると、とても相反することですが
日本人は、疑問を持つことなく、うまく受け入れています。
人は心の中で相反する思いを抱き、苦しくなることがあります。
「●●しなければならない」→「できない」
これは、一見、矛盾した、あるいは相反した感情ですが
当たり前のこととして、フツーにあることです。
なので、セラピストはそれを全て受け入れればいいのです。
私も完璧では有りませんが、完璧になることもならないこともできますし
あるいはそれを目指すこともできます。
あきらめても構いませんし、また、そうしないこともできます。
この本は、すごく面白い。
初級編のようでもあるし、すごく複雑な上級編のようでもあります。
セラピーをもっと楽しみたいというセラピストの方には
ぜひ読んで欲しい一冊です。
初級者なら表面的に理解できるでしょうし
上級者なら、深い洞察力を持って、さらに理解することもできるでしょう。
驚きと感嘆の連続です。
あるいは、全て既知のことかも知れません。
ここから新しい何かを学ぶこともできますし、そうしないこともできます。
INCLUSIVE THERAPY
ロジャースより許容的で、エリクソンより柔軟。
すっかり「可能性の王国」の住人です。
セラピーは楽しい!!

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