プラセボ効果(プラシーボ効果)
偽薬を服用し、その薬に効果があると思い込むことで
実際に効果があるという実験です。
人はどこまで暗示の力で変化できるのだろう?
と思うと、とても面白い実験結果ですね。
想像する力、信じる力が、心や身体に与える影響は計り知れません。
「きっと良くなる」と思い込むことも、時には大切ということです。
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1. 偽薬は真の痛み止めになる
偽薬が一番効果のあるのは鎮痛剤としての役割で、最高で8mgのモルヒネと同等の効果を得たそうです。
ミシガン大学の研究者が脳をスキャンしたところ、鎮痛作用を持つ脳内物質エンドルフィンを分泌する引き金となっていたそうです。
2. 値段の高い偽薬は低価格の偽薬より効果がある
マサチューセッツ工科大学で電気ショックの痛みを感知してもらう実験が行われました。
82人の被験者に、痛み止めを服用する前後で差があるか答えてもらうというものです。全員に同じ偽薬を渡し、半数には「一錠2.5ドルの新薬」、もう半数には「一錠10セント」と伝えたそうです。すると値段の高いグループは85%、値段の低いグループは61%が痛みが緩和したと答えたそうです。
3. すべての偽薬が薬の形をしているわけではない:儀式による影響
新しい治療を試みるときには、必ず研究者はプラシーボ効果を調べるそうですが、ハーバード大学のテッド・キャップチャク氏は偽の鍼治療が偽薬より効果があるかどうかの調査をしました。
結果は偽薬のタイプによっても異なるものでしたが、偽の鍼治療のほうが錠剤より効果があるとの結果になりました。これは儀式的に医療装置を使うことで偽薬を超えるような効果が見られことを示しています。
4. 偽薬は喘息に大きな効果がある
喘息患者に偽薬の効果は大きく、治療されたと思いこむことで症状が改善することがわかりました。
それまでの報告では痛みなどにのみ効果があり、生理学的な症状については効果はないとされていましたが、カリフォルニア大学の55人の喘息患者に、のどの薬が気管支を広げるかという調査を行ったところ、偽薬が肺の機能を改善させる結果が出たそうです。
5. 偽薬の効果は数年にも及ぶ
症状が改善したと思いこむ力は何年も持続します。
カナダの28のセンターで、613人の患者を対象に2年にわたる調査が行われました。前立腺治療薬と、そうではない偽薬をそれぞれ処方し、偽薬を与えられた303人は前立腺が平均で8.4%も肥大しながら、尿の排泄が良くなったり症状の緩和が見られたと医師にも認められました。
患者の中には、効果が目覚ましく偽薬を止めたくないという人までいたそうです。効果の継続には、医師との関係も大きいようです。
6. 鬱に大きな効果
不安や鬱など、心理的な要素を含む症状には特に効果が大きいようです。
偽薬は半数の鬱を改善しました。2009年に2862人の子供を対象にした12の調査を解析したところ、抗鬱剤によって57%の子供が改善し、偽薬によって49%の子供が改善したそうです。
7. 関節炎にもかなり有効である
16364人を対象にした調査でも、痛みやこわばりなど、本人が申請する症状には大きな効果があったと報告されています。
中でも注射の場合は、鎮痛効果が大きかったそうです。
8. 偽手術は本当の手術並
偽手術でも驚きの結果が出ているそうです。かなり多くの患者が快方へ向かったと報告されています。
特に狭心症の治療に関してはかなり明確に出ているようです。2002年に施された関節鏡視下の膝の手術では、本物の手術と同じくらいの効果が偽手術によって現れたそうです。偽具合がドラマチックであればあるほど効果は大きく、錠剤よりも注射、注射よりも手術のほうが効果が大きいようです。
9. 偽薬でも心不全で助かるチャンスが高い
心不全はとにかく薬を意識的に服用することが大事なのですが、それが偽薬(プラシーボ)でも助かる見込みがあると、デューク医学大学が発表しています。
薬の服用に執着する人は、服用によってリラックスしたり血管を広げる効果があることが判明したとのことです。
10. 偽の鍼治療で体外受精の妊娠成功率が上がる
香港大学では、本物の鍼治療に比べて、偽の鍼治療で体外受精での妊娠率が高いという調査結果が報告されています。
調査によると、卵子の移植を行ったその日に370人の女性に鍼治療を行い、偽の鍼治療を行ったグループは55.1%、本当の鍼治療を行ったほうは43.1%が妊娠したそうです。
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思い込みの力は、すごいですね。
この「思い込み」の力を正しい方向に使えば
いろんな改善に役立つと思います。
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