意識の矢印→
■意識の矢印→の向き
誰かとお話をするときには
「意識の矢印」に注意すると面白い。
この意識の矢印が相手を向いているときは
相手の立場や考え方を尊重できている時です。
なぜ、そう思ったのだろう?
なぜ、それをやってみたいのだろう?
と、相手の意見を尊重しながら聞くことができます。
この矢印の向きはいつも一定というわけではなく
話す相手が違ったり、話す時期が違ったり、話す内容によって違ってきます。
さらに、常に100%相手に意識の矢印を向けているわけではなく
あるときは90%だったり、
あるときは20%だったりします。
この意識の矢印の向きは、「思いやり」という言葉に変えることもできます。
相手を思いやることで、コミュニケーションは今までよりもずっと上手く行くようになります。
愛という言葉までは単純化できませんが、
相手の存在を認め、相手を思いやることはとても大切なことです。
誰でも自分のことを理解して欲しいし、
正当性を認めて欲しいものです。
意識の矢印が自分に向いている時は
相手の言葉や考え方を受け入れることができなくなります。
それは、自分の正当性を主張したいからなのです。
なぜ、自分の方に意識の矢印が向くのか。
それは「自己防衛」です。
攻撃されたり、否定されたりすれば、
自分を守るために、自己正当性を主張しなければなりません。
自分を守っているのです。
これも心の恒常性(ホメオスタシス)理論ですね。
ここで、少し思い出して貰いたいのですが。
過去、誰かに否定的に何かを言われた時、いかがでしょうか?
矢印は自分の心の中にある正当性を探そうと躍起になったのではないでしょうか。誰かに責められれば責められるほど、意識の矢印は一本一本と自分の側を向き始めたのではないでしょうか?
誰かに優しくされた時、
相手にも優しくしたいと思うし、相手の喜んでくれることをしたいと思ったことはありませんでしたか?
常に相手に意識を向け、相手のことを100%考慮しながら生きるのは、とても難しいことです。
実際、私もできていません。
しかし、そうでありたいと思っています。
相手の思考や立場を慮(おもんばか)る。
難しい。
でも、正しいことのように思えます。
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