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SFAの問題点:01

SFA(ソリューション・フォーカスト・アプローチ)は大変優れた心理療法テクニックの一つである。
そして私も大抵の場合はSFA的に考える。
私自身もソリューション・フォーカシストだ。

しかし、現状のSFAには問題点もある。
ソリューションフォーカスにおけるパターン介入は、とにかく何でもいいからパターンを変えてみるというやり方である。
これは思考パターンや行動パターンに対しては的確でありとても効果的である。

だが、あまりにも大雑把に語られてい過ぎるために、症状や不随意の反応にまで拡大解釈されて使われている事にはとても違和感を感じる。

私は常に「症状はその人の味方である」「症状はその人へのメッセージである」と考えている。悪さをするために存在しているわけではなく、その人に何かを気づかせ、その人をより良い人生へと導くために表出しているのに過ぎないのだと考えている。

なので、症状を緩和させるために、その症状に対して直接的に取り除こうというアプローチは好きになれない。
取り除こうという考え方の背景には「症状は邪魔なもの」という敵視する考え方があるのだと思う。およそ考えられる症状(鬱、パニック、過食、拒食、等)や不随意の反応(吃音、痛み、耳鳴り、震え、等)などは、味方であり、メッセージだと考えれば、取り除こうというアプローチにはならないはずである。

私は症状と話をする。
表出する症状に対しては、その方がずっと効果的なのだ。

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