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2010年10月

マイケル・ジャクソン死の考察

マイケル・ジャクソンの死を想う。
彼が亡くなって早、1年と少し。

キング・オブ・ポップスと呼ばれ、誰もが認めるポップス界のスーパースターだった。
その彼がなぜ、痛み止め薬を多用したのか?
なぜ、呼吸が止まってしまうほど大量の薬を必要としていたのか?
それは、繰り返される整形の影響。

彼は自分の顔に満足できなかったのであろう。
そして、自分自身に自信がなかったのだと思う。

世界中に彼を認めるファンがいて、レコードも売れ、行動も認められていた。
本来なら使い切れないほどのお金を稼ぎ、自宅の敷地内にネバーランドという遊園地を作った。

それでも、彼は満足することがなかったのだろう。
それは、彼の完璧主義とも言える歌やダンスなどの表現にも現れている。
常に完璧であろうとし、努力し続けた。

彼は幼少児にからとても厳しくしつけられた。
遊ぶ時間は許されず、来る日も来る日もレッスンの毎日。
その厳しいレッスンでは、言葉の暴力も肉体的な暴力もあったらしい。
末っ子の彼は、周りの兄と同様に扱われ、子供の頃からオトナでいることを強要されていた。

つまり彼には子供時代がなかった。
だから、大人になっても、あのネバーランドという遊園地を作ったのだと思う。
子供に戻りたかったんだろう。

そして、いつしか彼が大人になったとき、
彼に厳しくしていたのは、紛れもない彼自身だったのだろう。
だから、完璧であろうとし続けたのだ。
歌もダンスも、そして容姿も。

しかし、どれだけ整形を繰り返しても、どれだけお金を手に入れても、彼は満足することがなかった。
彼は自分を許すことがなかったのだろう。
かつて、親が彼のことを許さなかったように。

彼の心に平安をもたらすはずの2度の結婚も、結果的には上手く行かなかった。
エルビス・プレスリーの娘である最初の妻、リサ・マリー・プレスリーは、彼を世間の非難から守ろうと努力してくれた。
しかし、上手く行かなかった。

楽曲も歌もダンスも認められた世界のスーパースター。
しかし、彼は彼自身を認めることができなかったのだ。

整形を繰り返すより、セラピストを雇って欲しかったと思う。
ビル・オハンロンのような優れたセラピストに出会えれば、彼の人生は全く違ったものになっていたのかも知れない。

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starsDirector Kenny Ortega ni,suggestion no letter o,USA ni,okurimashita.
starsねじ曲げられたマイケル・ジャクソン像を正す傑作ドキュメンタリー
stars新鮮な感じがしました
starsマイケルのすごさがわかる
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