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2011年4月

マイケル・サンデル

最近、地震が頻発していますので、今日は特別授業として地質学と宇宙物理学の講義をしていたのですが、宇宙の話を広げていくとやっぱり哲学の話にたどり着きます。
科学と哲学は相反するようですが、実は「絶対ということがない」という共通項を持つ非常に近しい関係なのです。
私は科学と哲学が好きなのですが、突き詰めて考えて行くと「絶対ではない何か」を探し求めるのが好きなのかも知れません。
その答えのない曖昧さ、ハッキリしない態度は多くの人に敬遠されています。
科学も哲学も、“難しい”と思ってしまう原因は、ここなんですね。

哲学といえばマイケル・サンデル。
ご存じない方のために、ご紹介します。

ハーバード大学の哲学の教授なのですが、この人の講義は大人気で毎回1000人を越す生徒が受講しています。
哲学という解りづらく敬遠されがちな内容に関わらず、なぜそれほど人気なのか?
この人のユーモアのセンスや、哲学本来の面白さを引き出す能力、他人の意見を一切否定せずに受け止めながら、それぞれに考えさせるところにあると思うのです。

日本ではNHKの「ハーバード白熱教室」というのを放映してます。
その内容は、NHKオンデマンドで、1授業、210円で見ることができます。

授業内容はこんな感じ




日本のバラエティ番組にも来て下さいました。
さすがにバラエティ番組ですから、低い内容ですが。
気軽に見られて、そこそこ面白いところが良いですね。










哲学というのは特別難しいものではありません。
“考える”という誰でもできることをしているだけなのです。
クリティカルに考える事、それが重要なのです。

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これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学 これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
マイケル・サンデル Michael J. Sandel

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